清掃を外注すると、ホテル運営はどう変わるのか
- JM 株式会社
- 1月2日
- 読了時間: 3分
ホテル運営において、客室清掃はなくてはならない“要”の仕事。
しかし同時に、スタッフ確保や教育、シフト管理など、現場の負担が最も大きくなりやすい領域でもあります。
近年、多くのホテルが客室清掃を外部へ委託し始めています。
では、清掃を外注すると、ホテル運営は実際にどう変わるのでしょうか。
ここでは、私たちが現場で感じてきた変化を整理しながら、お伝えしていきます。
なぜ、自社だけで回すのは難しくなるのか
かつては「清掃スタッフを自社で抱える」のが一般的でした。
ところが最近は、その形が徐々に難しくなってきています。
たとえば、こんな課題。
・採用しても長く続かない
・繁忙期と閑散期の差が激しく、人員調整が大変
・教育に時間がかかり、品質が安定しない
・欠員が出ると、社員が現場に入らざるを得ない
清掃は体力も集中力も必要で、習熟にもコツがいります。
「できる人」と「今日入った人」との差が大きく、
結果として、客室の仕上がりにばらつきが生まれやすくなります。
その負担を、運営側だけで抱え続けるのは、年々難しくなっています。
外注によって軽くなる「3つの負担」
清掃を専門会社に任せることで、大きく変わるのは次の3つです。
1. 人員確保とシフト管理の負担が軽くなる
採用、面接、シフト組み、欠員対応。
これらをすべて自社で行うのは、想像以上に時間と労力がかかります。
外注の場合は、
・必要な人数を必要な日に
・繁忙期には増員
・閑散期には調整
といった柔軟な体制づくりがしやすくなります。
2. 教育と品質管理を任せられる
清掃会社は「清掃を仕事としているプロ集団」です。
・研修プログラム
・手順の統一
・品質チェック
こうした体制が整っているため、
担当が変わっても、一定以上のクオリティを維持しやすくなります。
3. 社員が“本来の業務”に集中できる
外注の最大のメリットはここかもしれません。
・企画
・集客
・顧客満足度の向上
・スタッフマネジメント
ホテル運営のコアとなる部分に、より多くの時間を使えるようになります。
品質とスピードを両立させる考え方
外注に対して、
「スピードは速いけど、雑にならないだろうか」
という不安を持つ方もいます。
実際のところ、品質とスピードは“どちらか一方”ではありません。
・手順の標準化
・役割分担
・ダブルチェック体制
こうした仕組みが整っていれば、
むしろ、早くて・同じ品質で・安定して仕上げることができます。
清掃は「勘」ではなく、「設計」されていく仕事。
そこが、外注の大きな強みです。
どんなホテルに向いているのか
清掃外注が特に効果を発揮するのは、次のようなホテルです。
・客室数が増えてきた
・繁忙期と閑散期の差が大きい
・採用と定着に悩んでいる
・社員が現場に入ることが多い
・清掃品質を安定させたい
「ずっと自社でやってきたから」という理由だけで続けているなら、
一度、運営全体を見直すタイミングかもしれません。
まとめ
清掃を外注することは、
仕事を手放すこと
ではなく、
ホテルとしての役割を、より明確にすること
だと、私たちは考えています。
お客様にとって快適であり続けるために。
スタッフが、誇りを持って働ける場所であり続けるために。
清掃という“裏側の仕事”を、安心して任せられる体制づくり。
それが、ホテル運営を静かに、そして確実に支えていきます。
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